VRBangers顔型アダルトVR撮影用リグを発表。キモさに隠されたアダルトVRならではの工夫

アダルトVR動画配信サイトVR BangersはVRポルノ動画撮影専用にあらたなPOVヘッドリグ(撮影用のカメラ付きダミーヘッド)を発表しました。
生首の目の部分がカメラになっているという見た目のインパクトがすごいカメラですが、アダルトVR専用ということで、どのような工夫がされているのでしょうか。

アメリカの月額制アダルトVR動画サイトVR Bangersは、公式Twitterアカウントにて、アダルトVR動画撮影で使用する新たな撮影デバイスを発表しました。

あ、これどこかで見た事ある!ボーマだ!(攻殻機動隊に出てくる)

引用元:ボーマ(ARISE) | 攻殻機動隊 Wiki | Fandom powered by Wikia

見た目はつるっぱげの生首ですが、目や後頭部に黒いレンズが埋め込まれており、かなりインパクトのある風貌です。
夜中に机の上においてあったら気絶確実ですね。

前面には半開きの唇と目の部分にレンズがセットされています。これによってIPD(瞳孔間距離=目と目の間の距離)が人間と同等に設定されることで、ナチュラルな3D感が得られるはずです。鼻やおでこ部分の作りこみもしっかりしており、映像内に入り込んでも違和感のないつくりとなっているようです。さらに耳の部分にはマイクと思われるデバイスが入っています。これはおそらくバイノーラルマイクで、正面に向いた場合のサウンドが実際の音の聞こえ方と同じように録音できるようです。ハイエンドのバイノーラルオーディオマイクもこのヘッドリグ同様モアイ状の生首を使っている為、理にかなった設計になっています。(参考画像参照)

引用元:ノイマン総合サイト- ゼンハイザージャパン StartPage

頭頂部にもカメラレンズが見えます。おそらく天井側の映像を補完的に撮影するものと思われます。さらに後頭部にもカメラが配置されており、これ一台で3D180度から全天周まで全部押さえたるで、といった気合が感じられます。

キモい見た目に隠された工夫とは

アダルト産業メディアXBIZによるVRBangers.comのCTO Boris Smirnoffのインタビューでは、

“This rig was built especially for VR porn because we noticed that there is a much warmer and more intimate emotional attachment between the performer and the recording device if the device itself is able to be kissed, caressed and whispered to in the same sort of ways that a real person would sense those subtle communications,”

「このリグはVRエロ動画撮影用に特別につくったんだ。たとえば、パフォーマーにとっては撮影機器がより温かみがあって親近感の沸く見た目なことで、実際に人にするのと同じようにキスしたり、さわさわさしたり、ささやいたりできるほうがより繊細なコミュニケーションができるようになるんだ」

“Stereoscopic cameras right where its eyes would usually be, true 4K resolution at a mouthwatering 60fps using multiple cameras on the front, back and top of the head to capture every angle, along with state of the art binaural sound microphones in each ear to add a level of realism to each whisper, moan and shift in sound,”

「立体撮影用のステレオスコピックカメラは人間の目と同じ位置に設定されている。フロント・バック・トップに取り付けたカメラは、リアル4K解像度でよだれものの60fpsでどんなアングルでも撮影可能。さらに両耳のバイノーラルマイクで囁き声なんかも激リアルに録音できちゃうすぐれものなんだ。」

引用元:VR Bangers Unveils POV Head Rig – XBIZ.com

CESに出展しようとしたけど断られた話など読み応え抜群なBorisのインタビューもさることながら、どうしてもメカメカしくなりがちなVR撮影リグをコンパクトに一発でまとめたこのデバイスは、まさに現場で必要とされた生まれてきたアイデアですね。公開された映像ではファンからの良好なレスポンスが得られているとのこと

実際の撮影風景がこちら

VRポルノ映像に革命をあたえてくれそうなボーマ風カメラですが、実際に撮影するとどのようになるのでしょうか。男優の首は疲れないのでしょうか。

気になる撮影の様子がVR BangersのInstagramで公開されました。

Julie Kayちゃんがヘッドリグにキスする様子が撮影されています。
これまでアダルトVR動画でのキスシーンは唇へのアプローチが女優さんによってまちまちで、時々あごや鼻にキスされることも度々でしたが、こちらのカメラですと自然な位置にキスのアプローチが可能で、よりエモーショナルな部分での演出に気を配る事ができそうですね。
今後もこのようなアダルトVR撮影に特化したデバイスの登場に期待したいですね。

以上、ロサンゼルスから配信された記事を自宅のベッドルームからお伝えしました。現場からは以上です!

※本記事に掲載の画像・ロゴ・シーン写真は各メーカー様の著作物を引用しています。

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大橋イナギ

ソフトウェアエンジニアリング業界で長年SEを務める傍ら、アダルトVRに傾倒。主に海外でのVRコンテンツを中心に情報収集を行っている。
同人音楽方面でも活動中。
アダルトVRの会会員 / AdultFestaTV月額会員 / AVVR月額会員 / BadoinkVR月額会員 / VRCosplayX月額会員