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アキバにVRアダルトビデオ体験個室が登場。秋葉原個室VRビデオボックス「SOD VR」体験レポート

12月末に秋葉原で開店したSOFT ON DEMAND直営のビデオ個室「SOD VR」で、アダルトVR体験してまいりました。

昨年の12月28日、秋葉原駅から5分ほど歩いた元・宝島24だったビルに個室DVD鑑賞「SOD VR」がオープンしました。

場所はmouse computerのダイレクトショップの隣で、ケンタッキーフライドチキンやオノデン、ラブメルシー、マツモトキヨシなどがあるあたりです。

こちらの店舗の最大の特長はなんといってもVR対応。DVD個室でVRアダルトビデオを見れるとすれば、家族持ちのVRファンにはかなりありがたいスポットになるはず。
ということで、実際にお店のVRサービスを体験してみました。

料金システム

料金システムですが現在は期間限定価格で60分550円(税込み価格)から。グランドオープン記念でVRシステム使用料金も価格に含まれているのでかなりお得な金額に感じました。

(期間限定)60分550円グランドオープン記念VR料金無料!
(期間限定)2時間1,050円グランドオープン記念VR料金無料!
(期間限定)3時間1,600円グランドオープン記念VR料金無料!
5時間2,100円
12時間3,150円

24時間営業で、お得なナイトコース12時間や1日コースもあります。今回は利用しませんでしたがシャワーなどもあるようなので、軽い東京滞在や気合を入れてSOD VR全作品を見たいときにはちょうどよいかもしれません。

受付~ルームへ

入店するとレンタル可能なDVDやコミックの陳列スペースとカウンターがあります。DVDを選んでカウンターに並んでいるお客さんもいらっしゃいましたので、VRだけ!ということはなさそうです。
受付でVRを使いたい旨伝えたところすでにVR個室が満室とのことで1時間~1時間20分ほど待ち時間がありました。整理番号を記入した紙をもらえますので、店外で時間をつぶしてきてもよいとのことでしたので、近くのベローチェで一服しながら円周率を10桁程暗記するなどして時間をつぶして再訪しました。

50分程して店舗にもどったところ「多分すぐご案内できると思いますので、店内でお待ちください」とのこと。何番か店内に居ない方の番号が読み上げられ、自分の番号で受付へ。

受付では身分証の提示と静脈認証の登録、生年月日のテンキー入力が求められます。一度登録しておけば、次回以降は静脈と生年月日入力で確認可能だそうです。
マンガ喫茶と同様で、DVDのみの利用の場合登録は不要、VRを含むPCを利用する場合は登録を行っているとのこと。

料金を支払うと、PCを起動する為のUSBキー、おしぼり3つ、コンドーム、VRゴーグル保護用マスク(いわゆるニンジャマスク)、HMDが入ったケージを開けるための鍵を渡されます。カウンターではTENGAやオナホも500円~販売していますので、お好みでチョイスするとよいと思いました。
案内された2階の部屋に向かいます。同じフロアに9つほど部屋がありますが防音がしっかりしているようで殆ど物音は聞こえません。ドアも重厚でしっかりとロックできるタイプのものでした。

店内の写真撮影についてはNGとのことでしたので、イメージスケッチをCGに起こしたものでどうぞ。

PCはDELLのゲーミングPCであるAlianwareのデスクトップが使われています。モニタは32インチくらいのテレビモニターが使われていました。
このあたりは個室DVD/インターネットカフェと同様ですね。机から引き出す形でキーボード、マウスが設置されています。

右側にPCに接続されたHMDが入ったケースがありますので、鍵とレシートに記載された暗証番号で取り出します。

SOD VRで使用されているHMD

今回体験したSOD VRでは、HMDに中国製PCVR用HMD、PIMAX 4Kが使用されていました。(説明書はViveが書かれていましたので、Viveの部屋もあるかもしれません)


PIMAXは4Kの解像度が特長のSTEAM VR対応HMDで、ポジショントラック非対応なものの4万円前後の価格で購入する事ができるというデバイスで、多少のヘッドトラッキング遅延は感じますが、現状ポジトラが不要なVR映像視聴が用途であれば十分の性能で、コストパフォーマンス的にもマッチしているのではないでしょうか。

視聴できるVRAVタイトルは30本

今回SOD VRで視聴可能だったVRAVのタイトルは30本で、現在DMM R18で公開されているものと同じものを視聴することができます。

エイリアンマークの電源ボタンを押してPCを起動すると、デスクトップに「SOD VR」のアイコンがあります。
クリックするとVRAVファイルが保存されたフォルダが開きます。

各タイトルのアイコンをダブルクリックするとAdult Festa VRでおなじみのD-Playerが起動し、PIMAXでの視聴がスタートします。あとは映像に勃乳(ぼつにゅう)しながら、事前に渡されたゴム・おしぼり、ティッシュなどを駆使して誰の目も気にせず赴くままにという感じでした。

動画アイコンそれぞれが映像を含んだのプレイヤー実行ファイル(.exe)になっているため、再生したいタイトルを切り替える時は再生中のD-Playerを終了する必要がありますのでご注意ください。

VR18イチオシSOD VR作品


【VR】ち○ぽ洗いのお仕事 Vrversion かのんさん 久我かのん

かのんちゃんのふくよかなぽよぽよ感と事務的な感じがたまりません。ひぐま屋さんの同人作品を思い出します。

SOD VRのポイント

特に処理落ちなどはせず視聴そのものは快適に鑑賞する事ができます。
縮尺の関係で少しだけ大きめに見えますが、ここはあえて「大迫力」と考えて彼女達の献身的なプレイに身を任せたいところです。
PIMAXのレンズが意外と優秀なのか、ViveやOculusだとメガネ必須レベルで近眼な私でも裸眼で問題なく鑑賞する事ができました。初めてVR映像を見る場合、最初にセンターポジションを見失いがちですが、HMDをあらかじめ装着して額にずらした状態で再生直前に左手の指を「R」の位置においておくことで、再生開始後HMDを装着したあとでRを押して体制を整えるとセンターポジションのリセット(リセンター)がスムーズに行えます。

3Dでない点については今後の展開に期待したいところです。
また、看板に「360度」とありますが実際は220度なので後ろを向くと虚無が広がっています。

ズボンを脱いでくつろぐこともできるので、そのあたりの準備時間を差し引いても1時間のコースで2・3本は楽しめる感じです。

スタッフの方のお話

返却手続きの際に、お店のスタッフの方にSOD VRについてお話を伺ってみました。

・VR対応の部屋数は?
現在の所9部屋がVRに対応している

・待ち時間について
まだオープンしたばかりなのでなんともいえないが、土曜平日関係なくだいたいお昼をすぎるとVRは1時間~1時間半待ちに

とのことでした。ご来店される際は参考にしてみてください。
(お忙しそうでしたのであまり話できず・・)

SOD VRを体験した感想

まず秋葉原の中心にいながら、高品質なアダルトVRをこの価格で体験できるのは正直驚きです。
スマホVRでの動画視聴と異なり、PCの画面で作品を選択し、ダブルクリック→装着で簡単に視聴できるところも分かりやすいと思いました。

低料金、良質な設備、十分なタイトル数とアダルトVRをじっくり体験してみたい方にはおすすめできるスポットです。

ビル内にはイベントスペースもあるそうで、今後はイベントも行われるようです。

※本記事に掲載の画像・ロゴ・シーン写真は各メーカー様の著作物を引用しています。

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大橋イナギ

3代目VSoul大橋イナギ。デザイン会社でプログラマーを務めるかたわら、アダルトVRに傾倒。 主に海外でのVRコンテンツを中心に情報収集を行っていたが、国内でのアダルトVRの盛り上がりとともに国内での情報収集にシフト。 アダルトVRの会会員 / AdultFestaVR月額会員 / AVVR月額会員 / PICMO VR月額会員